「全社員を熟知しているから大丈夫」

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世間は今日辺りからお盆休みに突入でしょうか。
いつもの通勤電車も、さすがにこの時期はゆったり乗車することができ、
今日は座ることもできました!
そうです、サイエンティアは、夏季もカレンダーどおり営業しております。
(ただし、個人単位で休暇をいただいておりますので、連絡しても不在だったと怒らないでくださいね)

さて、私は朝はおおよそ日本経済新聞を読みながら電車に揺られてくるわけですが、
8月13日付け(13版)の1面に掲載されている 【価値を創る】 という記事を読んでいて、
非常に共感できる一文がありましたので、ここでご紹介しようと思います。

成果主義の推進によってムダを削ぎ落として筋肉質になった企業もたくさんあるかと思います。
しかし一方で、短期志向で自分のことだけで精一杯になり、
組織やチームとしての一体感が失われてしまったと悩む企業もまた、たくさんあるようです。
そんな中で、最近では「情的資本(エモーショナル・キャピタル)」、
つまり社員の情熱や自発的な意識、意欲といったものを経営資源として捉える概念が出てきました。
業績、利益と社員の満足感、充実感をどう両立させていくのか――


記事では、長野県伊那市にある伊那食品工業さんを取り上げています。
この会社、賃金は完全な年功制で営業ノルマもなく、海外旅行手当なども支給するといった、
一見すると古い家族主義的な会社に映りますが、
実際には研究開発型の高収益企業で、48年間増収増益だとか。

年功制というと、かつては悪平等やモラル低下の原因として槍玉に挙げられましたが、
同社の社長はきっぱりと、「全社員を熟知しているから大丈夫」とおっしゃっています。
悪いのは制度ではなく、それを使う人間なんだ、と、改めて考えさせる一言です。

同時に、マネジメントをうまく行うためには、
何はなくとも構成している人を知ることが必要だとも教えてくれているような気がします。
全社員を熟知していると言っても、同社は400名を超える社員を抱える規模であり、
その一人ひとりを社長が熟知するというのは、並大抵のことではないと思います。

記憶力に自信があれば良いですが、
そもそも記憶ではどうにもならない規模だったりする場合には、
やはり人材情報のデータベースをきちんと整備することが、必要になってきますね。
仕事に関わることもそうでないことも含めて、さまざまな角度から人材を切り取った情報を、
一つのデータベースの中に統合し、それを縦横無尽に検索し、活用できる状態にすること。
そんな取り組みも、Progress@Siteならばご支援をすることが可能です。


(や)